されど、口内炎

体内に余分な熱がこもると発生しやすい病のひとつに口内炎があります。
軽く見られがちですが、食べ物がしみたり、話す時に痛んで、さらに噛んだりして、煩わしいものです。
余分な熱は特性として上昇し、カラダの上部、つまり頭部や顔面、口唇、歯、心臓、首肩などに症状を現しますので、口内炎がよくできる人は、カラダに熱がこもりやすいサインですから重篤な病を発生させる前に、熱を減らし、発散する養生を心がけるとよいでしょう。
よくしたもので、口内炎で悩まされているときは、刺激の強い食事は自然と食べられなくなるものですが、普段から食事面では体内で熱を生じやすい味の濃いもの、脂っこいもの、辛いもの、肉類、酒類を避け、消化のよい野菜中心のお腹を労るものにします。夏野菜には、カラダを冷やしてくれる作用のある野菜が揃っています。
また、涼しい時間帯に軽めの運動を行い、汗をかいて熱を発散するようにしましょう。

この記事を書いた人

広島市在住。鍼灸師としてココロとカラダのアシストをするとともに、呼吸法や坐禅を取り入れ、トータルでのケアを実践しています。

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