当院では、診察で両手首の脈の状態を診せていただいています。
東洋古典医学で脈診と言いますが、手首の脈の部位を指で押さえてカラダの情報を集めています。
気血は、手首から始まり、五臓六腑をすみずみ循って再び手首へ帰ってきます。そのとき脈はカラダの状態をはっきりと表しています。元気いっぱいであれば旺盛で、弱っていれば弱々しいです。
手首では部位ごとに五臓六腑が配当されていて、その強弱などを診ています。例えば五臓六腑のうち弱っている臓腑からは精気がもらえないので弱くなっています。
脈診はどのように治療するかを決める上で大きな判断材料となります。
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