甘酒の作り方

乾燥米麹と炊いたご飯で作る。ご飯は白米だと甘味が強く、玄米だとくどくない滋味の甘さになる。乾燥米麹はスーパーで手に入る。麹菌は50℃くらいで死滅するのでお水を入れてぬるいくらいがよい。低温調理のできる器具だと簡単にできるし、炊飯器の保温機能でもできる。
炊飯器の保温は高温すぎるので蓋を開けて、清潔な布巾を釜の上にかぶせておく。時々かき混ぜて、6〜7時間でできる。あまり構わなくても失敗しない。
出来上がった甘酒は、ご飯のつぶつぶがわかる。滑らかなのが好みならミキサーにかけると、とろーりとした液体になる。何日かに分けて飲むことになるので、冷蔵庫に保存する。低温の環境だと発酵はゆっくりだが、麹菌は生きているので、味は変化していく。2日目が最も甘くて、だんだん酸味が出てくるというような感じ。酸味は悪いものではなく、乳酸菌です。でも乳酸菌が勝ってくると、麹の甘さがなくなってくるので、冷蔵庫で1週間以内で食べるとよい。冷凍もできます。

この記事を書いた人

広島市在住。鍼灸師としてココロとカラダのアシストをするとともに、呼吸法や坐禅を取り入れ、トータルでのケアを実践しています。

目次