病院に行くほどではないけれど、どうにも体調が優れないときがあるものです。頭痛、めまい、食欲不振、吐き気、気分の落ち込みなど・・・。
そんなとき観察してみると、同じパターンが繰り返されていることに気が付くかも。台風が近付いてくるときに調子を崩すなどです。
暴飲暴食などの不摂生をしたつもりはないのに体調不良が表れるのは、外因つまりカラダの外から病因となる影響を受けるからです。これは人も自然界の一部ですから避けられません。
台風のように急速に発達して気圧が変化する気象条件で、カラダがバランスを失い不都合な反応をしてしまう状態は、一般に気象病と呼ばれます。
不思議なことに日頃から自分の体調を観察し、不調のパターンに気付くだけで大きな悪化は避けられるものです。
東洋医学は、バランスを整える治療です。取り入れると、起伏の幅を緩やかにすることができます。
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