お菓子、白砂糖

ハロウィンがやってきます。日本では仮装して街に繰り出したりといった、若い層のイベントといったイメージが濃いでしょうか。
アメリカではカボチャをくりぬいて飾ったり、こどもたちがお化けなどに仮装して近所の家々からお菓子をもらったりする民間行事として親しまれています。もらえるお菓子はチョコレートやキャンディ、クッキーなどです。
さて、日本のこどもたちも大好きなこれらのお菓子ですが、食べる量に注意が必要です。
西洋のお菓子には特に、精製された白砂糖がたっぷり含まれています。白砂糖を取ると血糖値が急激に上昇し、その後、急激に低下します。低血糖の状態です。
低血糖になると、頭がボーっとして気力もなくなり、また糖が欲しくなります。習慣になりやすいのです。
低血糖症のこどもは、「攻撃ホルモン」と呼ばれるアドレナリンの分泌が促され神経過敏となって、些細なことでも”キレ”やすく、イライラや暴力行為の原因になることが指摘されています。
こどもに顕著なこれらの作用は、大人にも影響を及ぼします。東洋医学では、五味すなわち、食べ物の甘い・苦い・辛い・塩辛い・酸っぱいの偏りを少なくすることが推奨されます。甘いを突出して摂取していると、カラダのバランスが崩れてしまうのです。

この記事を書いた人

広島市在住。鍼灸師としてココロとカラダのアシストをするとともに、呼吸法や坐禅を取り入れ、トータルでのケアを実践しています。

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